保存数・いいね数が着実に増加!地域密着サロンが自社ブランドの魅力を届けるためのInstagram運用

ビューティアトリエグループ 総美有限会社
栃木県を拠点に、美容室・エステ・アイラッシュ・ネイル・整体・飲食など多角的に理美容事業を展開するビューティアトリエグループ様。グループ全体で「三面美養(内面・外面・精神面)」という独自のコンセプトを掲げ、地域に根差したトータルビューティを提供しています。
SNSを通じてその世界観をより多くの人に届けていきたい——そんな想いから、公式Instagramの運用をRevisionにご依頼いただき、Instagram戦略の立案から投稿制作・効果検証までを一貫して支援しています。
今回は、Instagram運用を強化するに至った背景やその効果、そしてRevisionとの協働について、広報の小湊様にお話を伺いました。
- ビューティアトリエの魅力をInstagramを通じてより多くの人に伝える
- SNSを通じて「三面美養(内面・外面・精神面)」という独自のコンセプトや“おもてなし”というブランドの軸をより多くの方に認知してもらい、集客へ繋げる
- 自社内で継続的な運用ができるよう、投稿の型や仕組みを外部と一緒に構築したい
- Instagram運用のノウハウや正解がわからず、何をどのように発信すれば効果的か明確でなかった
- 投稿スケジュールやテンプレートなど、継続運用の土台となる仕組みが整っていなかった
- 投稿や分析、改善まで一貫して取り組む社内体制が不十分だった
- 目に見えてフォロー数や投稿の保存数、いいね数が安定的に伸びているのを実感
- 運用の成果を「見える化」して報告してもらえることで、社内でもInstagram運用の手応えを感じられるようになった
- 作成した投稿素材は社内で多方面で活用されており、社内全体でのコンテンツ活用の幅が広がった
- 外部視点の提案によって「自社にとって当たり前」が、消費者にとって価値ある情報であることに気づけた
ビューティアトリエを知ってもらうきっかけをつくりたい
Q. Instagram運用を始めた目的を教えてください。
小湊様
ビューティアトリエというブランドの「認知」をもっと広げていきたいという想いから、まずは社内でInstagramの運用をスタートしました。アトリエグループでは理美容業だけでなく、法人向けのセミナーやイベント、食・カフェ事業など、一般のお客様や企業様向けでさまざまな取り組みを行っています。それをひとつの公式アカウントで【お客様向け】【法人向け】【採用向け】と幅広い情報を届けることで、三面美養(内面・外面・精神面)のコンセプトを多くの人に知っていただきたいと考えました。
とはいえ、運用を続けるなかで「何を」「どう」発信すれば効果的なのか、正解が見えづらくなる場面もありました。そこで、より戦略的に取り組むために、途中からRevisionさんにご支援をお願いすることにしたんです。
今期のチームテーマとして掲げている「想起率の向上」も、Instagram運用の目的のひとつです。いまは広告を出せば反応が返ってくる時代ではありません。だからこそ、多方面から継続的に情報を届けて、「あ、ビューティアトリエって聞いたことある」と思い出してもらえるような存在になることを目指しています。Instagramは、そんな“きっかけ”をつくるための大切な手段だと考えています。

“正解がわからない”からこそ、外部の力でInstagramの土台構築を
Q. 実際にInstagramを運用していく中で、これまでどんな課題がありましたか?
小湊様
やはり本業と並行してSNSを運用するとなると、どうしても時間が確保しにくく、作業のスピード感も遅れてしまうのが大きな課題でした。投稿の準備やディレクションなども手探りで、どういう表現が最適なのか、正解がわからない中で進めていたので、よりお客様目線で見てくれるパートナーの存在が必要だと感じていました。
最初からRevisionさんには「一緒に構築していきたい」という思いをお伝えしていて、いずれは自社内でも運用が回せるような仕組みやスケジュール、テンプレートを整えていけたらと考えています。今後、どのメンバーが関わってもスムーズに投稿が行える“運用の土台”をつくることが、私たちの理想です。
髙橋
私自身もアトリエさんのInstagram運用に関わる中で、「三面美養(内面・外面・精神面から美しさを引き出す)」というブランドコンセプトの魅力をより多くの方に届けたいという思いが強くなっています。Instagramという手段を活用して、ブランドの価値をしっかりと伝えられるよう、日々の運用でも意識しながら取り組んでいます。
自社を”知ろう”とする姿勢が、依頼の決め手に
Q. Revisionを選んだ理由を教えてください。
小湊様
もともと弊社のサイト制作を依頼した際に、方針書をしっかり読み込み、真摯に向き合ってくれる姿勢にとても信頼感を持ちました。以前からのお付き合いや、地元の企業として一緒に取り組める安心感もあり、今回Instagram運用も依頼させていただきました。
Revisionさんは受け身ではなく、こちらに対して積極的にご提案をしてくれますし、外部パートナーだからこそ気づける視点をお客様目線で率直に伝えてくれるのでとても助かっています。
特に美容業界は、私たちにとっては当たり前のことでも、「そんなことができるんですか?」と驚かれることが多いので、そうした気づきをもらえるのは非常に貴重でありがたいです。しかも女性目線での意見というのも、私たちの業界にとっては大きな強みだと感じています。
髙橋
ありがとうございます。弊社ではお客様の業界理解をとても大切にして、まず「知る」ことから始めています。そのうえで、どうすれば魅力や価値を一番伝えられるかを一緒に考え、ご提案しています。

広告なしでも反応の増加を実感
Q. 実際に運用してみて、どんな効果を感じていますか?
小湊様
Revisionさんには、公式アカウントの設計から一緒に考えてもらっています。お客様に向けての発信としてはキャンペーンや季節のイベント、企業様にはセミナー活動の様子を、採用向けにはスタッフの日常や働く風景を――ターゲットに合わせて、さまざまな情報を一つのアカウントで発信できるように運用していただいています。
運用を依頼してからは、保存数やいいね数などの反応が数字で分かるようになり、着実に増えてきたのを実感しています。広告を出さなくても投稿への反応が良くなり、「Instagramを見ました」というお客様の声も増えてきましたし、ブランドとしての想起率も少しずつ上がっていると感じています。
また、作ってもらった投稿素材は、SNSだけでなくチラシや店舗POPなどにも活用できていて、運用の幅が広がっています。スタッフからも「見やすい」「お客様に紹介しやすい」と好評で、社内のモチベーションアップにもつながっています。
髙橋
ありがとうございます!こちらとしても、まだまだ伝えきれていないアトリエさんの魅力がたくさんあると感じています。これまではキャンペーンやイベントの告知などが中心だったと思うのですが、今後はリール動画のような拡散力の高いコンテンツを活用して、アトリエさんの世界観や“おもてなし”の精神なども発信していけたらと考えています。
訪問させていただいた際、紅茶に心のこもった手書きのメッセージを添えてくださって、本当に感動しました。そういったエピソードこそ、多くの方に届けていきたいと思いました。
小湊様
実は、アトリエグループの“売り”は「おもてなし」なんです。これはブランドの根幹にもなっていて、私自身もとても大切にしています。その文化を日本国内だけでなく、アトリエグループが展開するベトナムの店舗でも広めていきたいという想いがあるんです。
現地スタッフにも「おもてなし」のマインドを丁寧に教育しています。接客文化がもともと根付いている国ではないので最初は難しさもありますが、伝えれば真面目に実践してくれます。今後は、そうしたアトリエのブランド精神をより多くの人に知っていただけるよう、さまざまな形で発信していけたらと思っています。
幅広い事業展開だからこそ、的確な発信力が鍵になる
Q. Revisionに頼んで良かった点を教えてください。
小湊様
本当に真摯に向き合ってくれているのが伝わってきますし、伴走型で進めていただける点がありがたいです。細かい部分までしっかり提案してくれるのも、Revisionさんにお願いして良かったと思える理由のひとつです。
髙橋
ありがとうございます。私自身も、日々の運用を通じて美容に関する知識がどんどん増えていて、とても楽しく取り組ませていただいています。アトリエさんはキャンペーンやイベントが本当に多彩で、美容に限らずさまざまな事業を展開されているので、毎回新しい発見があります。
小湊様
たしかに、やっていることがちょっと特殊かもしれませんね(笑)。「やりすぎなんじゃないか?」って思うくらい、事業の幅が広いですから(笑)。でも、だからこそ大切なのが、ブランドの軸をしっかりと伝えていくことだと思っています。
「何を伝えたいのか」「どんな価値を届けたいのか」をRevisionさんと一緒に整理しながら、より多くの人にアトリエの魅力を知ってもらえるようにしていきたいです。


特にビューティアトリエ様の場合、【お客様向け】【法人向け】【採用向け】という3つの異なるターゲットに向けた発信を、ひとつのアカウントで運用していくという挑戦的なスタイル。
正直、とても難易度の高い運用でしたが、その分やりがいも大きかったです。
投稿ジャンルごとに構成の“型”を工夫したり、どのターゲット向けであってもブランドの一貫性を保つために、ロゴやトーンを揃えるように意識したり。
「アカウント単位」ではなく「投稿単位」でユーザーに届ける設計を意識しながら、小湊さんと一緒に仮説を立て、分析し、改善を重ねてきました。
たとえば、スタッフの皆さんが登場する投稿は数値的にも好調で、“人が見える投稿”はアカウントの親しみや信頼感を育ててくれることも実感できました。
また、私自身も県内在住ということもあり、実際にビューティアトリエ様が開催されたイベントに参加させていただく機会もありました。
自分で体験しながら投稿に落とし込むことで、ユーザー目線での「伝えたいポイント」を見つけることができ、美容やライフスタイルに対する理解が深まる貴重な経験にもなりました。
スタッフの皆さんも本当に温かく迎えてくださり、現場で得たリアルな空気感が、運用にもしっかり活きていると感じています。
ようやくアカウント全体としてもオーガニック(自然流入)で認知されはじめた手応えが出てきたので、今後も引き続き、数字や反応を丁寧に読み取りながら、より効果的な運用を目指してご支援させていただきたいと思っています。
- 業種
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美容
- 事業内容
- 理容・美容部門全般、美容商品・化粧品の販売、飲食、菓子製造
- 制作物
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Instagramアカウント:https://www.instagram.com/beauty.atelier.group/
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