半年でInstagramフォロワー数が2倍、インプレッションが3倍に!ホテル三日月が目指す“選ばれる施設”づくり

株式会社三興 日光きぬ川ホテル三日月
栃木県鬼怒川温泉で長年愛され続ける日光きぬ川ホテル三日月様。家族連れやインバウンド客からも高い人気を誇る同ホテルでは、さらなる集客強化と予約媒体依存からの脱却を目的に、Instagramの運用を本格化。Instagramを中心にしたSNS運用支援をRevisionが担当しています。
今回は、Instagram運用に取り組んだ背景やその効果、そしてRevisionとの取り組みについて、日光きぬ川ホテル三日月副支配人の吉澤様にお話を伺いました。
- Instagramを活用してより多くの方にホテルの魅力を届ける
- 旅行予約媒体に依存せず、自社経由での集客を強化する
- 専門的なスタッフがおらず、社内で育てるのにも苦労していた
- 投稿内容が定型的になり、発信の幅が広がらなかった
- 社内だけでは継続的なInstagram運用体制を構築することが難しかった
- 半年間でInstagramのフォロワー数が約2倍に増加
- Instagramを見たお客様からの予約や問い合わせが増えた
- 「行きたい」「泊まりたい」といった反応がコメントで多く見られるようになり、施設の認知度が向上
Instagramは魅力を届けるためのきっかけになる
Q. なぜInstagram運用を強化しようと考えたのですか?
吉澤様
これまでInstagram運用は自社で行っていたのですが、どうしても投稿内容が施設紹介などの定型的なものに偏ってしまい、継続的に発信を続けるのが難しいという課題を感じていました。「どんな投稿をすれば反応が取れるのか」「どうすればフォロワーが増えるのか」といった運用面でのノウハウも乏しく、特に若年層に向けた発信には不安がありました。
ただ一方で、Instagramはホテルの魅力をより多くの方に届けられる大きな可能性があると感じていましたし、予約媒体に頼るだけでなく、自社での集客へとつなげていくためにも、もっと活用していきたいという想いがありました。
髙橋
Instagramは“発信し続けること”が何より重要ですが、実際には業務と並行して運用を続けるのは大変ですし、投稿内容が偏ってしまうというのは多くの施設様に共通する悩みです。
だからこそ、第三者の視点で魅力を発掘・整理し、ターゲット層に届く形で発信していくことが大切だと考えています。
吉澤様
そうですね。せっかく良い施設やサービスがあっても、それを知ってもらえなければ選んでもらえません。より多くの人にホテル三日月の魅力を届けるためにも、専門的な知見を持つ企業にお願いしたいと思ったのが、今回の取り組みのきっかけです。

立地も特性も理解してくれる、心強い存在
Q. Revisionに依頼した理由を教えてください
吉澤様
株式会社アルファ・クリエイトさんからご紹介いただき、実際にお話をしてみて「このチームなら安心してお願いできる」と感じたのが第一印象です。
私たちは地域に根差したホテルなので、地域の特性や強みを理解している企業にお願いしたいという思いがありました。その点で、栃木に拠点を構えるRevisionさんは、私たちの立地や施設特性をしっかりと理解してくださり、非常に安心感がありました。
また、初回の提案の時点で投稿コンテンツの内容や構成、今後の運用方針が明確で「これなら任せられる」と自然に思えたことが、依頼を決めた大きな理由です。
「Instagramを見て予約しました」その声が、成果の証し
Q. 実際に運用してみて、どのような効果がありましたか?
吉澤様
一番大きな成果は、Instagramのフォロワー数が半年で約2倍に増えたことです。以前は3,000人台でしたが、現在は6,000人を超えています。今までは「投稿しても何も反応がない」と感じていましたが、運用の方針を整えてからは、明らかにエンゲージメントが高まりました。
目に見える成果が出たことで、社内でも「SNSって大事なんだね」という共通認識が生まれました。
また、特に大きな変化は「Instagramを見て予約しました」というお客様の声が増えてきたことです。フォロワーの方からDMでお問い合わせをいただいたり、「投稿を見て予約しました」という声もあり、これまで楽天トラベルやじゃらん、一休などの旅行予約サイトの媒体に頼りきりだった集客が、Instagramきっかけで直接の集客ができるようになってきたと実感しています。
髙橋
ありがとうございます。運用の成果がしっかりと“予約”という形で現れてきたのは、本当に嬉しいですね!
Instagramは、単にフォロワーを増やすだけでなく、“見た人の行動につなげる”ことが重要だと考えています。特にホテル業界では、予約媒体に依存せずに直接の集客ができるようになることが、ブランディングの観点でも大きな意味を持つと思っております。今後も、フォロワーの声や反応を活かしながら、より効果的な運用を目指していきたいです。

“伴走型の支援”が、Instagram運用の成功を支えてくれた
Q. Revisionに頼んでよかった点はなんですか?
吉澤様
一番感じているのは、Revisionさんのフットワークの軽さと、親身に伴走してくれる姿勢です。正直なところ、旅館レベルの規模でInstagramを戦略的・継続的に運用できる体制を社内で整えるのは、なかなか難しいのが現実です。大規模施設のように、若手中心のプロモーションチームを抱えられるケースはごくわずかですし、専任人材の採用や育成にはコストも時間もかかります。
だからこそ、外部パートナーがどれだけ寄り添ってくれるかが非常に重要になります。Revisionさんは「撮影して投稿して終わり」といった単発的な関わりではなく、課題に一緒に向き合い、柔軟に提案してくれる存在です。現場の事情も理解したうえで、現場とは異なる“顧客目線”でのアドバイスをくれるのが本当にありがたいですね。
こうした存在に出会えるかどうかが、Instagram運用の成功を左右すると思いますし、本当にRevisionさんに出会えてよかったと感じています。

ただの発信じゃない。直接予約とファンづくりを叶えるSNS戦略
Q. 今後の展望を教えてください
吉澤様
予約媒体に頼らず、自社経由での予約を増やすことがSNS活用の最大の目的です。
そのうえで、Instagramは「ホテル三日月を知ってもらい、ファンになってもらう場」でもあると考えています。
ただ情報を発信するのではなく、ホテル三日月の魅力やストーリーを継続的に伝えることで、リピーターやファンとの接点を育てていきたいです。
広告費に依存せず、認知と関心を広げていく手段としても、SNSの重要性はますます高まっています。
今後もRevisionさんと連携しながら、直接予約を増やしつつ、ブランド価値を高める発信を続けていければと思います。
また、今後はYouTubeでの発信もスタートさせる予定です。より多くの人にホテル三日月の魅力を伝えるチャネルを広げていきたいと考えています。


また、実際にホテルに宿泊させていただき、ユーザー目線での体験を通してホテルの魅力を深く理解することができました。特にサウナ付きのお部屋には個人的にも感動し、その体験がよりリアルで説得力のあるコンテンツ制作に活かされました。
スタッフの皆さんにも温かく迎えていただき、新人さんに「お姉ちゃん」と呼ばれるまでに(笑)。こうした現場との関係性も、良い運用と発信の土台になっていると実感しています。今後も、魅力を最大限に伝えられるよう全力でサポートしていきたいと思います。
- 業種
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旅行・ホテル
- 事業内容
- スパホテル事業
- 制作物
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Instagramアカウント:https://www.instagram.com/nikko.kinugawa.hotel.mikazuki/
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