企業が採用向けのWEBサイトを”こぞって”作る理由とは?

  1. WEBサイト制作

人事
事あるごとにインターネットを利用する昨今。
スマホやパソコンなしではありえないレベルです。

買い物や旅行先を調べるなら、
カタログやガイドブックよりもAmazonとSNSです。

仮にガイドブックを買うつもりであっても
まずは「ガイドブック おすすめ」で検索してから
評判の良いガイドブックを買おうとします。

私たちは、適切な判断や行動をするために
WEBサイトを活用する習慣がすでにできています。

そしてこの流れは当然
採用選考中でも同様に起こっています。

「これまでWEBやらなくても回ってたし
まあどうにかなるだろ。」

と思っている人は記事を全文しっかり読んでください。
これからはどうにもならなくなるから
この記事が存在しているのです。

大丈夫です。まだ間に合います。

今回は採用の場面でWEBサイトを活用することの
メリットや具体的な効果について
お話していこうと思います。

1人でも多くの就活生・転職希望者に知ってもらえる

就活生に知られていない企業は
どう頑張っても雇用問題の解決は難しいです。
まずは就活生が応募する選択肢に割り込まないといけません。

新しくオープンした飲食店が必死にチラシを配って
街行く人に知ってもらおうとするように、
1人でも多くの就活生・転職希望者に認知してもらうには
インターネットで効果的に名を売る必要があります。

あなたの会社がまずこの世にまだ存在しているということ、
どのような事業をしていて、どんなメンバーがいるのか?など
企業の方から積極的な情報開示が求められています。

また、採用サイトを充実させることで
リクナビやindeedなどの求人情報サービスとの連携も強化されます。
求人サイトから企業サイトに飛んでくることは多いので、
しっかりしたサイトが用意されていれば安心するはずです。

企業に対する疑問や不安を解消できる

クエスチョンマーク
これから履歴書を送って面接をして
後々そこで仕事をすることになるかもしれない
就活生のことを思い浮かべてみましょう。

たいていは
(怪しい会社じゃないか?)とか
(経営が傾いていないか?)とか
(ブラック会社ではないか?)などと

心配・・・というより、疑っています。
応募した企業のはずなのに意外なほど信用していないのです。
パワハラ・セクハラが表面化した現代ではなおさらです。

よほどの名のしれた大企業なら例外もあるでしょうが
8割9割の企業は選考前後で疑われることから始まります。

誰だって怪しい会社や潰れかけの会社には入りたくありませんから
疑いや不安な気持ちを晴らすために
企業のサイトを訪問して確認しようとします。

そこで”とりあえず作っただけ”の
中身のないホームページを見たら
彼らはどう思うでしょうか?

(げ、この会社ヤバそうだな。応募やめよ)
と応募する前に蹴られることになります。

『採用特設サイト』を作る1つのメリットは

応募者側の不信感が払拭されて
応募件数の増加が見込めることです。
応募者の背中を押しやすくなるのです。

内定辞退や入社後の不一致を防げる

また、応募者は選考中も
何度か採用特設サイトを訪れるようになります。

選考が進めば進むほど
その企業で働く可能性が高まるわけですから
(この会社でやっていけるだろうか。)
を確認するために採用特設サイトを訪れます。

働くイメージが具体化されるので
応募者の理想と企業の現実のギャップが減り、
内定辞退者を減らせます。

良い!と思った人を
入社まで引き止めやすくなる
ということです。

そしてもう1つよくあるのが
入ってからスグ辞めてしまうケースです。

1週間で辞める人も
もはや異例ではなくなっています。

採用特設サイトで伝える内容と
実際に働く内容のズレが少なければ
働き始めてからのズレも減ります。

優秀な人材を効率的に集めることができる

握手
WEBサイト内の表現を工夫することで、
欲しい人材と効率よく出会えるようになります。

リクナビやindeedなどの求人サイトはたしかに強力ですが
大枠や記載内容はある程度統一されているので
個性をアピールするのは難しい媒体です。

採用特設サイトを用意しておくと、
企業の強みや社内の雰囲気などを
好きなようにアピールすることができます。

動画を入れたり、マンガで紹介してみるなど
自社のサイトだからできるアピールの仕方があります。

スタッフブログやコラムページを充実させれば
会社の知識レベルや意識の高さのような
露骨にアピールしづらい部分が表現できます。
「ある程度わかっている経験者」や
「初心者だが学習意欲が高い野心家」を募るのに役立ちます。

マーケティングの技術を応用することで、
欲しい人材の心に刺さるツールとして機能させることができます。

「作り込んでいること」自体に興味を持ち
良い人が集まりやすくなります。
良いものを作れば良い人が集まると思ってください。

まとめ

以上のことを考えるだけでも
採用特設サイトを作ることはメリットが多いということが
お分かりいただけたと思います。

大手の求人媒体を使うと
1人雇うのに70万円のコストがかかると言われる採用事情です。

せっかく入社してもらえたのに
ミスマッチで辞められてしまったら
70万円を無駄にすることになります。

採用に費やした資産を有効に活用するための最適な解決策として
『採用特設サイト』は高い効果が期待できます。

採用特設サイトを作って

・企業で働くイメージを具体化させてあげること。
・良い面悪い面も見せてミスマッチを防ぐこと。
・誰が働いているかを見せて安心できるようにすること。
・事業内容や作業風景を見せること。
・採用基準や選考フローを明確にすること。 など

応募者にとって
あなたの会社で働いている状況が
頭のなかで映像化されるくらい
具体的に示していくといいです。

・・・採用特設サイトに関しては
参入企業は増えてきてはいますが
数はまだまだ少ないのでいち早くサイト開設に動くべきです。

ぜひ採用特設サイトを導入し
雇用問題の最適化を目指していきましょう。

永田健人

株式会社Revision マーケター/ライター
就活中にライター業を始める。プロモーション事業やスクール運営を経験した後、(株)Revisionに加わる。現在はメディア運営とWebコンテンツ制作、後輩ライターの指導など活動は多岐にわたる。執筆活動も現役で、スタッフからの信頼も厚い。
株式会社Revision URL : https://re-v.co.jp/

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