フロントエンドエンジニアとサーバーサイド(バックエンド)エンジニアって結局何が違うの?

  1. コーディング

コーディング
普段コーディングを仕事ないし趣味でやっている方なら
フロントエンド・バックエンドについて意識する機会は多いですよね。

「自分はどっちに向いているんだろう…。」
「自分の志向的にはフロントかなぁ…、でもバックにも興味あるしなぁ…。」
などなど、悩みは深いと思います。

すでにバリバリ仕事をこなしている人でさえ、
(私自身自分はどうしたいんだろう。)と、深く考える機会があります。

そこで今回の記事では、
フロントエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニアの違いと
どういう人が向いていて、どう取り組んだら良いのか?について書いていきます。

今回この機会を利用して調べたものを共有し、自分はどうなりたいのか決める一因として、また(現在はフロント側だがバック側にもいずれ・・・)
と思っている方の手助けになればと思います。

この記事が読む人にとってメリットが多くなりますように。

それでは、いきます!

そもそもフロントエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニアって?

この記事に偶然立ち寄った初心者エンジニアのために、
フロントとバックの違いについて(偉そうですが)
触れておこうと思います。

フロントエンドエンジニアとは!

ウェブサイト
よく言われている定義が、
「ユーザーが見ているWebサイトの表側を作る人!」

Webサイトを開いて、見たいところをクリックして、
別のページが開いたり何か反応が起こったりする部分です。
今まさにあなたが見ているこのページを作るのがフロントの仕事です!

1.HTML
2.CSS
の記述ができること、
3.Javascript(jQueryなど)
を実装し、視覚的にユーザーにWebサイトを利用できるようにします。

SEO対策(検索してもらいやすくすること)や
UI/UXの観点(使い勝手を良くすること)から見ても
良質なサイトを作ることが出来る人のことです。

最近はスマートフォン、タブレット、PCのような
様々なデバイスに対応したサイトが求められています。
レスポンシブWebデザインをやるのもフロントの仕事です。

コーダー・マークアップエンジニア・フロントエンドエンジニアの違い

ちょっと脱線すると、フロント部分を担当する人には
「コーダー」「マークアップエンジニア」と
「フロントエンドエンジニア」がいます。

区分しようとすると、

コーダーは
「与えられたデザインからHTMLを用いて設計できること」

マークアップエンジニアは
「HTMLに加え、CSSやjQueryを用いて質の高いサイトを設計できること」

別の人だとコーダーは「指示通り」、マークアップは「自分でも考える」
と解釈している人もいて、正直違いは曖昧です。

ただ、どの職種の人でも基本的に
「フロントエンド」に携わっているという点では共通しています。

フロントエンドのハードルは高くない

コーディング
本筋に戻します。

フロントエンドエンジニアのハードルは高くないです。
HTMLやCSS、Javascriptはある程度やれば誰でもできると思います。
そこで差が出てくるのは、

1.Javascriptを書けること
2.誰が見ても美しく修正しやすいコードを書けること
3.スピード(重要!)
4.クライアントやデザイナーと連携するためのコミュニケーション(これも重要!)
の4つが大きな根幹になるでしょう。

サーバーサイド(バックエンド)エンジニアとは

一言でいえば、「Webサイトの裏側を作る人!」です。
サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニアは
ほぼ同じ意味合いで使われています。

たとえばECサイトの場合だと、
会員登録やクレジットカード決済、買い物かごやレビュー機能などを実装します。
またデータベースへのアクセスやサーバー・ドメインへのアクセス、設定をします。

・・・正直、一般の人には理解しづらい職種です。

そして用いる言語が違います。
コンパイラ型言語もしくはインタプリタ型言語です。
コンパイラ型言語はJava、C、C++などで、
インタプリタ型言語Perl、PHP、Ruby、Pythonなどがあります。

大企業や人数が多いチームだとフロントとバックが別になっていますが、
ベンチャー企業や少人数のチームだと両方を兼務することがあります。

バックエンドはWebサイトにおけるインフラの部分に当たるので
ここがしっかりしていると快適にサービスが利用できるようになったり、
個人情報を適切に扱えるようになったりします。

フロントエンドだけ・バックエンドだけではなく
ある程度は両方の知識を持っておくと仕事がしやすくなります。

まずはフロントエンドを頑張る

フロントエンドは取っ付き易いですがその分競争率が高めで、
バックエンドは小難しい分ライバルは少ない傾向があります。
フロントが主に担当するWebサイトやLPは比較的単価が安いので、
早く仕事を受けたい人はフロントエンドがオススメされています。

フロントエンドを勉強してサイトやLPをガシガシ作る!
そこである程度実績や経験と収入を増やしていく!
バックエンドの勉強もしてさらなるレベルアップへ!

これが最近の流れのようです。

「Progate」のようなプログラミング言語学習サービスもあって
だいぶ勉強しやすい環境になっているので
これからエンジニアとして頑張りたい人は
まずはフロントエンドから踏み出してみてはいかがでしょう?

今回は以上になります。

まあ、どちらにせよやってみないとわかりません。
とにかくまずは自分で触れてだいたいのイメージを
つかんでみることをオススメします!

永田健人

株式会社Revision マーケター/ライター
就活中にライター業を始める。プロモーション事業やスクール運営を経験した後、(株)Revisionに加わる。現在はメディア運営とWebコンテンツ制作、後輩ライターの指導など活動は多岐にわたる。執筆活動も現役で、スタッフからの信頼も厚い。
株式会社Revision URL : https://re-v.co.jp/

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