大手Web制作会社おすすめ19+1選!選び方とメリット、大手向きの例も解説

大手Web制作会社おすすめ19+1選!選び方とメリット、大手向きの例も解説

Webの制作会社は無数にあるため、いざ自社のサイトを作ろうと思ったときもどこに依頼したらよいかわからないことが多いものです。そのようなとき、依頼先探しの指標になるのが大手かどうかという点です。

この記事では、大手のWeb制作会社をおすすめ形式でご紹介します。次の制作会社です。

【総合番外】

【総合】

【デザイン性重視】

【マーケティング重視】

さらに大手Web制作会社の選び方や、依頼するメリットなどについても解説します。大手のWeb制作会社に依頼を検討しているご担当者様は参考にしてみてください。

【総合】おすすめ大手Web制作会社10選+1

大手と呼べるほどは規模は大きくないものの、おすすめのWeb制作会社もご紹介します。こちらです。

  • 株式会社Revision

さらにおすすめの大手制作会社は以下の10社です。

  • 株式会社LIG
  • 株式会社カヤック
  • 株式会社キノトロープ
  • チームラボ株式会社
  • ネットイヤーグループ株式会社
  • 株式会社ミツエーリンクス
  • マザー株式会社
  • 株式会社アライバルクオリティー
  • 株式会社ジーピーオンライン

それぞれについて見ていきましょう。

1-1.株式会社Revision

「株式会社Revison」は各種Webサイト制作の広い知見と実績があり、コーポレートサイトからECサイトまで幅広くかつ数多く手がけている制作会社です。本社は栃木県にあり、東京にもオフィスがあります。

【おすすめポイント】
コーポレートサイトや採用サイト、LPやメディアサイトの制作まで、各部門のエキスパートが連携しビジネス課題を解決するWebサイトを提供しています。SEOや広告運用にも長けているほかPR活動のサポートや動画制作にも精通しており、制作後のサポートにも信頼がおける制作会社の一つです。ホテルやレストラン、酒造メーカーから病院まで、さまざまな業種・業界、そして企業規模の実績があります。

1-2.株式会社LIG

「株式会社LIG」は東京都台東区にあり、システム開発・Web制作・マーケティング支援を中心に、グローバルリソースを活用したDX支援を行っています。オウンドメディアやWebクリエイターの学校も運営しています。

【おすすめポイント】
ホームページやコンテンツの制作において多数の実績を誇っています。コーポレートサイト、採用サイト、メディアサイト、サービスサイトなどいろいろな種類に対応。またサイト制作にとどまらず、DX支援、Web制作、コンテンツマーケティングなど多岐にわたるサポートが可能です。「Tarzan Web」リニューアル、早稲田ゼミなどの実績があります。

1-3.株式会社カヤック

「株式会社カヤック」は、神奈川県鎌倉市にあり「面白法人」を自称している制作会社です。面白法人という呼び名には、「1. まずは、自分たちが面白がろう。2. つぎに、周囲からも面白い人と言われよう。3. そして、誰かの人生を面白くしよう。」の3段階の思いが込められています。

【おすすめポイント】
イベントサイトやプロモーションサイトの実績が豊富です。その他SNSなどのプロモーション、ブランディングも得意としており、オンライン/オフライン連動のプロモーションも多数手がけています。
Web制作に関わる実績としては、東洋エンジニアリングのデザインリニューアル、ソニーミュージックグループの新卒採用サイト、シチズン時計のキャンペーンサイトなどがあります。

1-4.株式会社キノトロープ

株式会社キノトロープは、2023年10月で創業30周年を迎えたWeb制作会社としては古株の会社です。成果の出るWebサイトを目指す姿勢が多くの企業から支持されています。その結果、コンペなしの指名によるサイト構築・リニューアルの受注数が多いほか、取引期間が5年を超える企業が半数を超えるほどとなっています。

【おすすめポイント】
必要なサービスを「ワンストップ」「ワンチーム」で提供。やり取りと進行がスムーズです。また明確な「メソッド(コンサル・構築・開発手法)」を提供しています。近畿日本ツーリスト、東映アニメーションなど大手企業の実績もあり、安心感・安定感のあるWeb制作会社だと言えるでしょう。

1-5.チームラボ株式会社

チームラボ株式会社は東京都千代田区にある会社で、最新のテクノロジーを活用したシステムやデジタルコンテンツの開発を行っています。もちろんWebサイトも制作しています。

【おすすめポイント】
UXとデザイン性を同時に成立させつつ企業の魅力が伝わるサイト作りを行っています。サイト制作に加えてアプリ制作の実績も多数あります。またブランディングにも強みがあるのも特徴です。さらに空間設計まで行っており、JRの駅ナカ自販機acure passも同社によるものです。サイト制作の実績としては、成田国際空港公式Webサイトのリニューアル、エノテカ・オンラインなどがあります。

1-6.ネットイヤーグループ株式会社

「ネットイヤーグループ株式会社」は、東京都中央区にあるUXデザインに強みのあるWeb制作会社です。オンライン・オフラインの垣根を越えて、デジタルサービスを通じた顧客体験を実現するようなプロデュースを行っています。

【おすすめポイント】
ブランドサイト、コーポレートサイト、キャンペーンサイトなど様々なサイトの特性や戦略的意図を理解した上での大規模なサイトの構築、運営の経験が豊富です。クライアントのウェブサイトを進化させ、ビジネスにインパクトをもたらす自社メディアとして次世代へ導きます。山形県酒田市、セコム株式会社、株式会社モスフードサービスなどの実績があります。

1-7.株式会社ミツエーリンクス

株式会社ミツエーリンクスは、「コミュニケーション・デザイン・カンパニー」を自認する会社です。本社は東京都新宿区にあり、仙台と大阪にもオフィスを構えています。マーケティングやブランディングをデジタルメディアで実現させることと、継続的に改善していくことをサポートしています。

【おすすめポイント】
Web制作ではさまざまな分野のサイトに対応。さらにサイト制作だけでなく運用をおこなうほか、動画・音声系コンテンツも制作しています。実績も多数あり、日産トレーデイング、サクラクレパスの公式Webサイトのリニューアルなどを行っています。

1-8.マザー株式会社

「マザー株式会社」はBtoC・BtoBを中心に、コーポレートサイト・ブランドサイト・サービスサイトなど様々なタイプや業種のサイトを手掛けている制作会社です。東京都千代田区にあります。

【おすすめポイント】
企画・コンサルティング、WEBサイト構築、システム開発 / サーバ構築、CMS導入、サイト更新・運用・保守などを行っています。クリエイティブは原則として内製化しており、意思疎通や確認などにおいて問題が発生するリスクがありません。数年~十数年にわたる長期クライアントが多く、パートナーとしての高い信頼性の証明だと言えるでしょう。伊勢神宮、カンロ、千趣会などの実績があります。

1-9.株式会社アライバルクオリティー

「株式会社アライバルクオリティー」は、クリエーティブとマーケティングの2つのアクティビティーで問題解決を目指してデザインやマーケティングを行う会社です。東京都渋谷区と京都の2か所にオフィスがあります。

【おすすめポイント】
Web制作や保守運用のほか、プロモーションやブランディングまで幅広く行っています。とくにブランド理解、ブランディングを押さえたクリエイティブが得意です。
TIME HYPE(アンティーク家具ネット通販)、おうるび(着物レンタル・着付け)、山形大学など、さまざまな業態・業種の実績があります。

1-10.株式会社ジーピーオンライン

「株式会社ジーピーオンライン」は、東京都渋谷区と大阪にオフィスがあるWeb制作会社です。2000年創業と長い歴史を持っており、現在では100名規模の会社に成長。事業ドメイン「Marketing, Technology, Creativity」を展開し、独自の強みを発揮できる仕組みを採用しています。

【おすすめポイント】
人数規模があることで強固な制作体制を築き、企画からデザインまでワンストップ、属人化しないサービス提供を実現しています。実績としては株式会社エイブルホールディングスのコーポレートサイトや日本航空高等学校の学校サイトなどがあります。採用サイトの実績も多いのが特徴です。

【デザイン性重視】おすすめ大手Web制作会社5選

続いて、デザイン性重視のWebサイト制作が得意なおすすめの大手Web制作会社をご紹介します。次の5社です。

  • 株式会社アマナ
  • 株式会社フォーデジットデザイン
  • 株式会社グッドパッチ
  • 株式会社ロフトワーク
  • 株式会社GIG

順に見ていきましょう。

2-1.株式会社アマナ

「株式会社アマナ」は東京都品川区にある会社で、WebとWeb以外のサービスを組み合わせて展開するプロモーションプランニングを得意としています。その範囲はマス広告からWebサイトやアプリケーションなどのデジタル領域、雑誌メデイア、リアルな空間でのイベントまで多岐にわたります。

【おすすめポイント】
同社では、ロジックに裏付けされたクリエイティブを目指しています。緻密な分析に基づいた戦略を立案し、クリエイティブの力で新しい世界観を創りあげます。ビジュアルへのこだわりに加えて、コンテンツマーケティングやオウンドメディア、広報誌などコンテンツに関するサポートも提供。実績には大手企業も多く、日産自動車、三洋化成工業、RF1(アール・エフ・ワン)などが名を連ねています。

2-2.株式会社フォーデジットデザイン

「株式会社フォーデジットデザイン」は、ビジネスとユーザーをつなぐ「デジタルデザイン」を追求する企業で、東京都港区にあります。グローバルに展開しており、タイ・ベトナム・マレーシアにも進出。創業は2001年と、20年以上デジタルのものづくりを続けています。

【おすすめポイント】
デザイン制作分野での受賞歴が豊富です。Webサービスやアプリのデザインでは、サービスコンセプトを踏まえたUI/UXデザインとフロントエンド実装で高品質の使い心地を実現します。大手企業の実績も多く、NTTドコモや資生堂もクライアントとなっています。

2-3.株式会社グッドパッチ

「株式会社グッドパッチ」は東京都渋谷区にあり、デザイン会社として初めて上場した会社としても有名です。ビジョンは「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」こと、ミッションは「デザインの力を証明する」こととしています。

【おすすめポイント】
クライアントのビジネスとユーザーの間にある隔たりをデザインの力で解決し、本質的な事業の成長を目指しています。デジタルプロダクトのUI/UXデザインを強みとして活かしながら、ビジネスデザインやブランド・エクスペリエンス・デザインにも提供価値を広げています。ニュースサイトのグノシーのUIデザインで名を馳せたほか、JINSの公式アプリリニューアルなど多くの実績があります。

2-4.株式会社ロフトワーク

「株式会社ロフトワーク」は東京都渋谷区にあり、Webをはじめコンテンツ・コミュニケーション・空間などをデザインする企業です。オープンコラボレーションや共創にこだわり、「世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供」するとしています。

【おすすめポイント】
デザインによるブランディングが強く、自治体・研究開発、大学や企業を中心に多数のWeb制作実績があります。またプロジェクトの領域はWebにとどまらず、都市・空間、コミュニティ運営やデザイン経営など実に広範囲です。Webサイト制作の事例としては、椙山女学園大学やケネディクス株式会社(不動産アセットマネジメント)などがあります。

2-5.株式会社GIG

株式会社GIGは、戦略的な視点に基づいてあらゆるクリエイティブを制作しているWeb制作会社で、東京都中央区にあります。代表者の岩上氏は、本記事でもすでにご紹介した株式会社LIGの創業者。2017年に新たに創業したのがこちらのGIGです。

【おすすめポイント】
「テクノロジーとクリエイティブで、セカイをより良くする」というミッションを持ち、UI/UXデザインやユーザビリティにこだわりがあります。コンテンツ企画、Webサイト制作、システム開発からサーバー保守、グラフィック制作など幅広くサービスを提供。実績には、Chatworkサービスサイト、ミクシィのコーポレートサイトなどがあります。

【マーケティング重視】おすすめ大手Web制作会社4選

制作会社ご紹介の最後は、マーケティング重視でおすすめの大手Web制作会社です。次の4社です。

  1. 株式会社電通デジタル
  2. 株式会社博報堂プロダクツ
  3. 株式会社IMJ
  4. 株式会社メンバーズ

それぞれについて見ていきましょう。

3-1.株式会社電通デジタル

「株式会社電通デジタル」は、日本最大の広告代理店である電通のグループ会社です。この電通デジタルも、国内最大規模の総合デジタルファームとなっています。

【おすすめポイント】
企業のプロモーションに限らず現代世界全体がオンラインとオフラインが融合している中、その環境に対応した企画・制作・運用体制を敷いています。複雑化・大量化・断片化したコンテンツやアクティビティで顧客体験を創造。オンライン・オフラインのさまざまなチャネルで行うプロモーションの一環としてWeb制作を行いたい場合にはとても心強いでしょう。

3-2.株式会社博報堂プロダクツ

「株式会社博報堂プロダクツ」は、大手広告代理店の博報堂のグループ会社となるWeb制作会社です。多様な顧客との接点「顧客接点」を「顧客化接点」にして確実に購入に繋げていく「顧客化力」をコアコンピタンスとしています。

【おすすめポイント】
プロモーション施策に必要なプランニングやクリエイティブやWeb制作に加えて、オンライン配信や動画制作領域まで統括したコミュニケーションを提供しています。クリエイティブの実装を見ても、UI/UXデザインから最新テクノロジーまで包括して課題のソリューションを提供。しかもそれだけでなく、サイトのデザインには遊び心があります。

3-3.IMJ

「IMJ」は、アイルランドのコンサルティング会社アクセンチュアの一部となっているWeb制作のブランドです。もともと株式会社として独立したWeb制作会社でしたが、2021年にアクセンチュアに吸収合併されています。合併後も「つくる力で、すべてに飛躍を」をスローガンに、クライアントのビジネス成果の最大化と飛躍の実現を目指しています。

【おすすめポイント】
デジタル技術、データに基づくマーケティング、コンテンツやクリエイティブなどアクセンチュアグループの総合力を用いて、あらゆるビジネス課題に対応。Web制作単体だけでなく、プロモーションやマーケティング全体からデザインしてほしいときの強い味方です。Web制作の実績には、株式会社コミネ(バイクウェアなど)や河合塾などがあります。

3-4.株式会社メンバーズ

「株式会社メンバーズ」はDX現場支援事業を行う会社で、支援の一環としてWeb制作も行っています。制作して終わりではなく、企業のWeb担当者の多岐にわたる業務範囲を全てサポート。オフィスは、東京都中央区の本社のほか全国に10か所あります。

【おすすめポイント】
従来の制作会社と違い、Webページ構築や開発はもちろん、更新業務や保守業務、コンテンツや記事の作成、アクセス解析や効果測定、Web広告やSNSの管理業務などのサービスも提供。ベネッセコーポレーションの実績のように、生成AIの活用支援なども行っています。そのほかの実績にはSMBC日興証券株式会社などがあります。

大手Web制作会社を選ぶポイント

次に、これまで述べてきたような大手のWeb制作会社の中から依頼先を選ぶときのポイントについてまとめます。以下の点が挙げられます。

  • 予算とスケジュールは合うかどうか
  • 得意分野が希望に合うかどうか
  • 希望するサービスを提供しているかどうか
  • 自社の業界の実績があるかどうか
  • 担当者の印象はどうか
  • アフターフォローはどうか

順に見ていきましょう。

4-1.予算とスケジュールは合うかどうか

まず、予算とスケジュールが合うかどうか確認しましょう。大手は一般に費用が高額です。また制作には時間もかかりがちです。かかわる人数が多い、根本的なところから提案するなどが理由です。

多くの人数からなるチームにじっくり取り組んでもらえる反面、自社にとっては希望の予算やスケジュールに合わない可能性もあります。想定される費用対効果などにコストと時間が見合うかどうかを考えましょう。

ただし予算だけで決めてしまうと、内容が希望通りにならないこともあります。とくに直接制作にタッチしない上層部が決定するときは予算だけで決めがちです。現場の意見も聞きましょう。

4-2.得意分野が希望に合うかどうか

それぞれの制作会社には得意分野があるため、自社の希望がそれに合っているかどうかも事前に確認しておくことが大切です。「得意分野」とはより具体的には、ECサイト・コーポレートサイトなどサイトの種類があります。自社が制作したいサイトの種類に合わせて制作会社を選びましょう。

さらに、各制作会社には業界・業種の得意分野もあります。それに伴って、ポップな印象、落ち着いた印象などデザインのテイストもかかわってきます。そういった点でも得意かどうかを確認しましょう。

4-3.希望するサービスを提供しているかどうか

さらに、Web制作において希望するサービスをその制作会社が提供しているかどうかも確認することが大切です。たとえばSEO対策も同時にしてほしい、公開後の更新や管理をお願いしたいなどといった場合です。サイト制作だけを見ても、各社サービスが異なります。それぞれの提供サービスを確認しましょう。

そのほかサイト制作だけでなく、オフライン・リアルでのキャンペーンとの連動、広告の運営なども挙げられます。大手制作会社はオフラインとの連動に強みがあるところが多くありますが、希望する場合は念のため確認して必要に応じて実績も見ておきましょう。

4-4.自社の業界の実績があるかどうか

すでに述べた得意分野にも似ていますが、自社の業界の実績があるかどうかも確認しておきましょう。実績があれば、サイトそのものを確認して判断材料にすることができます。自社の希望する機能が実装できそうか、デザインのテイストはどうかなどをチェックしましょう。イメージが固まっていない場合は固めるためのきっかけにもなります。

可能なら、アクセス数や販売数などといった成果も確認しましょう。

4-5.担当者の印象はどうか

また、担当者の印象や相性もよく見ておきましょう。やり取りする担当者との相性が悪いと制作もうまくいきません。意思疎通がスムーズにできるか、やり取りのスピード感はどうか、対応が誠実かなどを事前の打ち合わせや相談の時点でチェックしましょう。

とくに直接やり取りすることになる自社の担当者の意見が大切です。中には、決済権のある人には腰が低くても現場の担当者には横柄な態度を取るなど、相手を選んで態度を変える担当者もいるからです。

4-6.アフターフォローはどうか

アフターフォローの内容も確認しましょう。制作後のフォローアップ、トラブル時の対応などが挙げられます。そのほか対応サービスの内容にもかかわることですが、運用サポートを希望する場合はチェックすべき内容がさらに増えることになります。

依頼先を決定する前に、事前にどこまで対応してほしいか検討しておくことが必要です。少なくとも、何社か話を聞いたうえで方針を決めることが求められます。

大手のWeb制作会社に依頼するメリット

次に、大手のWeb制作会社に依頼するメリットについてまとめます。以下の点が挙げられます。

  • 実績が豊富
  • 大規模なサイト制作も可能
  • 技術力が高い
  • 倒産のリスクが低い
  • トラブルへの対応力が高い

1つずつ見ていきましょう。

5-1.実績が豊富

まず大手のWeb制作会社のメリットとして、実績が多いことが挙げられます。制作会社を選ぶときも希望に近い実績があるかどうか確認しやすいので、判断の精度が高くなるでしょう。

さらに実績が多い分、自社の希望に近い制作の経験がある可能性が高くなります。その結果、高いクオリティが期待できます。また依頼するときも過去の実績を例に希望を伝えられるので、希望するイメージに近づけやすいでしょう。

実績の多さは、サイト制作だけでなくプロモーション全体をデザインしてほしいときにも役立ちます。大手にはノウハウが蓄積されており、その分成功体験も多くあるでしょう。そのためプロモーションを成功させられる可能性も高まります。

とくに多くの大手制作会社は、オンライン/オフライン連動の大がかりなプロモーションを得意としています。そのため大がかりなプロモーションを依頼するときも、高い費用を払ってでもそれに見合った費用対効果が得られるのが期待できます。

5-2.大規模なサイト制作も可能

また、大規模なサイトを希望する場合やサイト制作の工数が多い場合も大手なら対応できます。マンパワーの問題もあり、制作会社によっては大規模なサイト制作は対応できないことも珍しくありません。しかし大手は大規模なサイトも制作可能です。

5-3.技術力が高い

大手の制作会社は、一般に技術力が高いのもメリットの1つです。実績が多い分ノウハウを蓄積しているためです。また各分野のスペシャリストがそろっていることも自社の技術力を高めています。そのほか新しい技術習得の環境が整っていることが多く、その点も技術力が高い理由の1つとなっています。

こうしてチームのメンバーの一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮するため、自然と制作物のクオリティも高くなります。

5-4.倒産のリスクが低い

多くの大手は経営が安定しており、事業を継続する可能性が高く倒産リスクが低いのもメリットです。日常的なサポートやメンテナンスや更新のほか、リニューアルなど制作した後も継続して依頼することができます。

さらに倒産リスクが低いため、サイト完成前に倒産してしまい制作が頓挫してしまうような万が一のトラブルもありません。

5-5.トラブルへの対応力が高い

また大手制作会社はトラブルへの対応力が高いのも安心材料となるメリットの1つです。

少人数で対応している場合、不測の事態が起こった時の人的なリソースが少ないため対応しきれない場合があります。それに対して大手は人数が多いので、万が一の場合も社内でフォローしやすい体制になっています。そのため対応力が高いと言えるのです。

大手のWeb制作会社に依頼するデメリット

続いて、逆に大手のWeb制作会社に依頼するデメリットについてまとめます。以下の点が挙げられます。

  • 単価が高い場合が多い
  • 変更に時間がかかる
  • 自社制作とは限らない

1つずつ見ていきましょう。

6-1.単価が高い場合が多い

まず、大手のWeb制作会社は一般に単価が高い傾向があります。技術力や安心感・実績などにより、価格を高めに設定していることが多くあります。またかかわる人数が多いのも単価が高くなる必然的な理由です。これは制作だけでなく、運用サービスも同様です。

そのため、予算によっては大手に依頼するのはあきらめざるを得ないケースも少なくないでしょう。

6-2.変更に時間がかかる

また、依頼内容を変更したい場合に時間がかかることも多くあります。これはかかわる人数が多いため、連絡が行き届くまでに時間がかかるからです。また変更内容によっては、制作会社内で決済を取る必要があるケースもあります。その場合も承認を得るのに時間がかかります。

大手制作会社に依頼する場合は、小回りが利かないということは理解しておく必要があります。

6-3.自社制作とは限らない

また、大手の制作会社はすべてを自社制作で行っているとは限りません。外部のパートナーに一部を外注しているケースもあります。サイトの品質に悪影響というわけではありませんが、外部に委託していることで対応に時間がかかったり意思の疎通がスムーズにいかなくなったりする可能性もゼロではありません。

気になる場合は、すべて自社制作なのか事前に確認しておくとよいでしょう。

Webサイト・ホームページの種類を確認

次に、制作を依頼するWebサイトにはどのような種類があるのか確認しておきましょう。主な種類としては以下が挙げられます。

  • コーポレートサイト・店舗サイト
  • オウンドメディア
  • ランディングページ
  • ECサイト
  • 採用サイト

Web制作会社によっては、とくに得意なサイトの種類があるケースもあります。自社が制作したいサイトの種類を改めて確認しておき、依頼先をチェックするときの材料としましょう。

では、順に見ていきます。

7-1.コーポレートサイト・店舗サイト

コーポレートサイト・店舗サイトは、会社や店舗の情報をまとめたサイトです。イメージとしては自社・自店の名刺です。

コーポレートサイト・店舗サイトで提供される主な情報としては、商品やサービスの説明、会社概要や店舗アクセス、お問い合わせなどが挙げられます。そのほか場合によりCSRへの取り組み、企業理念などを掲載することもあるでしょう。

近年は、自社の商品やサービスのくわしい紹介をサービスサイトの形でコーポレートサイトから切り分ける例が多くあります。

制作するという視点で見ると、特別な機能はそれほど必要ありません。しかし社内の雰囲気を伝えるために動画を利用するといった場合は、動画のクオリティを保ちつつ読み込み時間が長くならないよう注意しましょう。

7-2.オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社メディアとしてコンテンツの配信を行いユーザーとの関係を構築するためのサイトです。コラム記事を発信する自社ブログを指すことが多くあります。

機能の面では特別な注意は必要ありませんが、事前の目的設定と中長期的な計画が求められます。時間をかけて育てる姿勢が必要で、コンスタントにコンテンツを増やしていかなくてはなりません。自社で担当者を確保するか、外注する予算を確保するかのいずれかが必須です。

7-3.ランディングページ

ランディングページとは、主に広告のリンク先として設定される商品やサービスを販売するページのことです。英語表記の頭文字を取ってLPと省略されることもあります。なお多数の商品を並べるサイトは「ECサイト」で、ランディングページとは別のものです。LPは単独の商品やサービスを販売するのが一般的です。

複数のページに分けるのではなく、縦長の1ページで制作するのが一般的です。売上に直結するため、実践的なノウハウのある制作会社に依頼するのが成功への近道となります。

7-4.ECサイト

ECサイトとは、ネット通販用のサイトを指します。商品検索、ショッピングカート、問い合わせフォームなどの機能が必要となります。多くはEC構築システムを使って制作されます。

セキュリティやカート機能など多くの機能が求められます。そのため、制作費用はほかの種類のサイトと比べて高額になります。LPと同様にサイトの品質が売上に直接影響するため、ECサイトの実績の多い制作会社に依頼するのが間違いないでしょう。

7-5.採用サイト

人材確保が難しくなっている中、近年多くの企業が自社で採用サイトを作成しています。仕事内容や企業の説明などの情報に加えて、応募・受付のためのページやフォームも必要となります。

採用サイトも制作にノウハウがあります。成功しているサイトを手がけたところを調べて、自社に合うかどうかチェックする方法が効率的な探し方でしょう。Webサイトだけでなくプロモーション全体の企画を依頼したいなら、大手制作会社に相談する価値があります。

Webサイト・ホームページの制作方法

上記のようにWebサイトにはさまざまな種類がありますが、制作方法は大きく分けて2つあります。ゼロベースで作る方法とCMSを利用する方法です。

1つめはゼロベースで作る方法です。制限がなく自由度が高いため、希望通りのサイトを作ることが可能です。ただしその分費用も高額になります。とくにECサイトは数千万円になることもあります。

もう1つはCMSを使う方法です。CMSとは、専門知識がなくてもWebサイトの制作ができるツールのことです。有名な例としてはWordPressがあります。ゼロベースで作るよりも大幅に費用を抑えることが可能で、低価格の場合はこのケースがほとんどです。近年はデザインの自由度も高くなっています。

そのほかテンプレートを利用する作成サービスやブログサービスなどを利用する方法もあります。個人店やフリーランス・自営業のサイトなら選択肢としてもよいでしょう。

大手のWeb制作会社に依頼するのがおすすめのケース

大手のWeb制作会社に依頼するのがおすすめのケースとしては、次の例が挙げられます。

  • サイトの規模が大きい
  • オフラインのキャンペーンなどと連動させたい
  • マーケティングにのっとったサポートを受けたい
  • 運用も任せたい

Webサイト制作のクオリティは、小さな制作会社でも高いところは多数あります。つまり必ずしも大手でなくても問題ありません。大手に依頼すべきなのは、制作したいサイトやプロモーションの規模が大きいときだと言えるでしょう。

大手のWeb制作会社に依頼する際の費用相場

大手のWeb制作会社に依頼する場合の費用は、用途による機能の違いとページ数など規模によって異なります。平均的な中規模のサイトの場合について、サイトの種類ごとに費用の目安を見てみましょう。

  • LP:30万~60万円
  • 企業サイト:50万~300万
  • ECサイト:100~500万円
  • オウンドメディア:100~300万円
  • 採用サイト:50~150万円

大まかにはなりますが、上記の金額が大手制作会社に依頼した場合の費用の目安となります。自社の希望する内容に合わせて見積もりを取るのが最も正確です。

大手のWeb制作での制作スケジュール例

費用同様、制作にかかる時間もページ数やサイトの種類によって異なります。

LPやキャンペーンサイトなどページ数が5ページ以下なら2か月程度以内、20ページぐらいまでの平均的なコーポレートサイトなら2~3か月程度が目安です。それ以上の規模の場合、ページ数によっては半年以上かかることもあります。

費用と必要な時間についてはケースバイケースになるので、問い合わせて比較検討することをおすすめします。

ホームページ制作の依頼の流れ

最後に、ホームページ制作の依頼の流れについて概観します。大まかには次の流れになります。

  1. 目的・予算の明確化
  2. 相見積もり・制作会社選定
  3. コンテンツ作成・デザイン
  4. テスト・公開
  5. 運用・改善

順に見ていきましょう。

12-1.STEP1. 目的・予算の明確化

コーポレートサイト制作に当たっては、まず目的を明確にすることが必要です。求人や情報発信など、自社の課題に応じて目的は多岐にわたるでしょう。

またすでに見た通り、目的によって費用も異なってきます。目的をはっきりさせたらおおよその予算も決めておきましょう。妥協できる上限も検討しておきます。

そのほか見積もりを取るためには、どんなサイトがよいのかイメージして提案依頼書(RFP)を作るとなおよいでしょう。コンペの場合、制作会社によっては提出を依頼されることもあります。

12-2.STEP2. 相見積もり・制作会社選定

次に、相見積もりを取ります。見積もりは1社だけではなく、2~3社の相見積もりが基本です。自社の目的に合う、すなわち求める点に強みがある制作会社をピックアップしましょう。

当然ですが、相見積もりを取る際は条件は揃えます。前項で開設したRFPを作っておくとその点でもブレがなくなります。相見積もりを取ったうえで内訳を比較し、制作費用と内容のバランスや今後の運用の費用と労力を考えて制作会社を決めましょう。

12-3.STEP3. コンテンツ作成・デザイン

制作会社と打ち合わせしながらどんなサイトを作りたいのかイメージを伝えます。サイトの制作においては、目的に合わせてサイトを設計することで完成した時のクオリティが高まります。実際の作業は制作会社が行いますが、要望の伝達や確認はしっかり行いましょう。

設計ができたら具体的なコンテンツ作成に移ります。フォント・テーマカラー・ロゴなど細かいポイントの積み重ねも全体のイメージを左右します。自社をどう見せたいか、どういうイメージを持ってもらいたいかに基づいて決めることが大切です。

12-4.STEP4. テスト・公開

サイトが完成したら、公開する前にテストや確認を行います。デザインが希望通りになっているか、リンクなど間違いはないか、そのほか機能面で不備はないかチェックしましょう。このときPCサイト・モバイルサイト両方を確認することが大切です。

問題があれば修正と再確認を繰り返します。問題点をすべて解決できたら、いよいよ公開となります。

12-5.STEP5. 運用・改善

しかし公開はゴールではありません。Webサイトは、時間をかけて育てていくものです。検索順位やPV数などのデータを確認し、ユーザーから見た使い勝手などブラッシュアップして改善します。同時にコンテンツのさらなる充実や最新の情報の発信などを行っていきます。

何年も更新されていないようなサイトは、ブランディングどころかむしろ逆効果です。新鮮な情報を提供し続けましょう。

満足できるWeb制作会社を見つけよう

Web制作会社は無数と言えるほどあり、その中から自社に合う会社を見つけるのは至難の業です。大手制作会社には大手にしかないメリットがあり、大手に依頼した方がよいケースもあります。そのような場合はこの記事を参考に制作会社を選んでみてください。

しかし大手には費用などデメリットもあります。すべてのケースが大手に向くとも限りません。逆に大手には向かないケースもあります。そのような場合は、規模が大きくなくても信頼できるWeb制作会社に依頼することが成功のカギとなります。

もしも信頼できる制作会社をお探しでしたら、まずはぜひ私どもRevisionにご相談ください。ご希望に合わせた提案をさせていただきます。このページ最上部右側の「Contact お問い合わせ」、あるいはページ最下部の「Contact US」からご連絡いただけます。


Revisionでは、「売上につながるSEO対策」をモットーに、あらゆるSEO対策サポートを行ないます。アクセスやキーワード、競合などあらゆる角度から分析を行ない、被リンク対策をはじめとした外部対策はもちろん、内部対策やコンテンツSEO対策も万全に実施します。ぜひお気軽にご相談ください。

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