SEO対策(コンテンツ制作・内部対策・外部対策)

株式会社Revision代表取締役山川 晃太郎

最終更新日 : 2023.10.05
SEO対策(コンテンツ制作・内部対策・外部対策)

SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、普段多くの人が使っている「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンの中で、上位表示を目指す施策のことを言います。

検索エンジンだけでなく、TwitterやInstagram、YouTubeなど様々なウェブ集客施策がありますが、検索エンジンからの集客は基本です。

また、SEOは広告と違って一度上位表示されれば、広告費をかけずにある程度安定的な流入が見込めます。自社コンテンツでブランディングをしつつ、広告費削減もできるので、ぜひ知っておきましょう。

具体的なSEO対策の方法は3つです。

1.コンテンツ制作

コンテンツ制作

コンテンツ制作とは、検索するユーザーにとって興味や関心のあること、役に立つ情報などを盛り込んだ記事(コンテンツ)を作成し、SEO評価を高めるための対策のことです。

コンテンツSEO対策につながるコンテンツは、ユーザーの検索意図に沿った内容、わかりやすい画像、独自性や情報の網羅性など、検索エンジンにとって評価軸となる要素を意識して作る必要があります。

具体的なSEOコンテンツ制作の手順は以下の通りです。

Step1.
事業上のターゲットを明確化する

まずは、自社サイト上でどんなユーザーが商品を買ってくれるか、性別・年齢・地域・職業・課題などを明確化させます。

Step2.
ターゲットが調べているキーワードを洗い出す

そして、そのユーザーが検索エンジン上でどのようなキーワードで検索しているか、ツールなどを使いながら「検索回数」や「トレンド」を調査していきます。

Step3.
事業場上のターゲットと上位サイトを意識しつつ企画案を作成する

キーワードが決まったら、実際に検索をし上位サイトを元に「ユーザーが知りたい情報」が何か把握します。上位サイトの内容が、ユーザーの知りたい情報に答えていなければ、企画案の中に盛り込みます。

Step4.
記事を執筆する

企画案をもとに記事執筆を行います。ユーザーがわかりやすい平易な言葉を意識して、適宜イラストや動画を交えながら伝えていきます。

Step5.
タイトル・構造化データなど検索エンジンを意識してマークアップする

記事ができたらサイト上にアップしていきます。この際注意すべきことは「検索エンジンが分かりやすい構造になっているか」です。

Step6.
コンテンツを公開する

最後に記事を公開します。コンテンツは「作った後」も大事で、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを使い、流入数・クリック数・離脱ポイントを特定し、コンテンツを改善していきます。

2.内部対策

内部対策とは、検索エンジンがサイトを評価しやすいよう、サイト内部の構造を最適化する施策のことを言います。

さきほど紹介したコンテンツSEOも、この内部対策の一部とされるケースもあります。以下は、具体的な対策方法の一例です。

内部対策が行き届くと、検索エンジンにサイト内の情報が正しく伝わるようになり、コンテンツが評価されやすくなり、検索結果の上位表示にもつながるのです。

具体的な内部対策には約30~40種類あり、その一部を紹介します。

  • titleタグの最適化
  • descriptionタグの最適化
  • meta descriptionの最適化
  • hタグの最適化
  • canonicalタグの設定
  • altタグの設定
  • パンくずの設置
  • Noindex、Nofollowの確認
  • サイトスピードの改善
  • XMLサイトマップの送信
  • サイト構造の最適化
  • リダイレクト設定
  • インデックス数調査
  • ページネーションの記述
  • モバイルフレンドリー対応
  • 構造化データエラーの確認

すべての内部対策を行っていくとなると、かなりの時間と労力が必要となります。また、設定を間違えると順位が下がったりするケースもあります。対策をする際は優先順位を付けながら行うとよいでしょう。

3.外部対策

外部対策とは、先ほど内部対策の項目でも述べた「被リンク」や「サイテーション」獲得のために、サイトのURLを外部のサイトに宣伝する形のSEO対策です。

被リンクやサイテーションがSEO対策にとって欠かせないのは、どちらも検索エンジンにとって「第三者(ユーザー)によるサイト・コンテンツの評価」と判断されるためです。

検索エンジンは「ユーザーにとって有益かどうか」を評価軸にしています。そのため、被リンクやサイテーションによって「ユーザーに評価されたコンテンツ」と判断されれば、検索エンジンからの評価は高くなります。

具体的な外部対策は以下のとおりです。

  • ツールを使ったリンク診断
  • リンクの否認申請
  • SNSボタンの設置
  • 自社サービスについて言及されやすい良質なコンテンツを作る

内部対策に比べるとやることは少ないといえるでしょう。ユーザーにとって役立つコンテンツを作り、ユーザーがSNSなどでシェアし、多くの流入を獲得できれば自然とリンクは増えていくものです。

また、Googleサーチコンソールやahrefsなどのようなツールを使えば、現在獲得しているリンクがどのようなサイトなのかも把握することができます。

コンテンツの数が多くなってくると、海外サイトやスパムサイトからリンクを貰い、順位が下落する場合もあります。

その際は、Googleサーチコンソールを使ってサイトからの評価を無くすことで、評価が戻る場合もあります。


Revisonでは「売上につながるSEO対策」をモットーに、サイト改善やコンテンツの作成などのSEO施策をはじめ、予算に応じた最適なSEO対策サポートプランをご提案します。経験豊富なSEOコンサルタントも在籍しているので、ぜひご相談ください。

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