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COLUMN採用コラム

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採用サイトを作るなら「Indeed」と「Googleしごと検索」を併用しよう!

IndeedとGoogleしごと検索をWebサイト連携!期待できる効果・メリット

コロナ禍もありWeb上での採用活動が主流となった現代では、求人情報をスマホやパソコンで調べるのは今や当たり前の状態になっています。仮に雑誌や街の広告で企業を認知したとしても、応募の前にはWebサイトを調べ、信頼できる企業であるか確かめる動きが顕著になっています。

「これから本格的にWeb採用を始めたい。」という方々にまず知っていただきたいのが、今回のテーマであるIndeedとGoogleしごと検索(旧:Google for jobs)です。この2つの採用ツールをうまく活用することで、Webでの採用をより円滑にかつ的確に進行できます。

ここではIndeedとGoogleしごと検索の特徴と、掲載方法、自社採用サイトとの連携によって期待できる効果やメリットについてご紹介します。深刻な売り手市場である現代で欠かせない知識になりますので、しっかり理解してあなたの採用活動にお役立てください。

 

IndeedとGoogleしごと検索の特徴


IndeedとGoogleしごと検索はインターネット上で利用できる「求人情報検索エンジン」です。企業採用サイトやさまざまな求人情報サイトに掲載している求人情報を、クローラーと呼ばれるロボットが自動収集し掲載できる仕組みになっています。

多くの方がIndeedとGoogleしごと検索を「求人情報サイト」と同じようなものだと思っていますが、求人情報サイトとは異なり、後述する掲載条件を満たせば基本的には無料で掲載可能です。Indeedのみ求人広告があるので、課金することによって上位表示にさせることが可能です。

IndeedとGoogleしごと検索には求職者側と企業側の双方にメリットがあります。まず求職者側のメリットとしてはさまざまな求人情報サイトを探すことなく一度にチェックできる便利な求人情報検索エンジンとなります。そして企業側も自社サイトがあればお金をかけずにIndeedとGoogleしごと検索に掲載することができ、複数の求人サイトに掲載するより採用コストを抑えることが可能です。さらに、求人サイト以外の流入経路を確保でき、求める人材にめぐり逢いやすくなります。

 

IndeedとGoogleしごと検索の両方に掲載する方法


IndeedとGoogleしごと検索のそれぞれに掲載する方法はいくつかありますが、両方掲載でき、かつ採用コストが抑えられるのは自社の採用サイトを掲載条件に沿って作成することです。

採用サイトを作成するメリットはこれだけではありません。求人情報検索エンジンや求人情報サイトで気になる求人をみた時に、求人情報だけでなく会社情報も知りたいと考える求職者は多いのではないでしょうか?

社名で検索した際に、自社採用サイトがあるだけでその会社の信用度が高まります。求人情報検索エンジンや求人情報サイトで掲載しきれなかった情報を掲載することでより求人や会社自体に興味を持ってもらえるでしょう。

そのためには、求人の露出機会を増やすため求人検索エンジンにも掲載できる方法を確認しましょう!

 

Indeedの掲載条件


さっそく、Indeedの掲載条件からご紹介します。

・採用企業に広告運用権限があるサイトであること
・各URLの募集要項フォーマットが統一されていること
・サイト内で応募が完了でき、他の求人媒体など別サイトに移動する構成でないこと
・求人ごとに異なるURLがあること
・1職種につき1勤務地、1雇用形態の記載になっていること
・勤務地記載欄には住所以外の文言が入っておらず、かつ明確な郵便番号を含む住所が記載されていること
・職種記載欄には職種以外の文言が入っていないこと
・業務内容が具体的に記載されていること

細かくて難しいと感じるかもしれませんが、Indeedの掲載条件にそって募集要項や自社採用サイトを制作するだけで無料で掲載できる上に、求職者に丁寧な情報を届けることができます。

 

Googleしごと検索の掲載条件


次にGoogleしごと検索の掲載条件です。

Googleでは、採用サイト内に構造化データを追加することが条件になります。

構造化データとは、HTMLで書かれた情報をわかりやすく検索エンジンに伝えるためにタグが埋め込まれたデータのことをいいます。Googleしごと検索では下記のタグが必須コードとなっています。

・title(職種)
・description(求人詳細・募集要項)
・datePosted(投稿日)
・hiringOrganaization(募集企業)
・jobLocation(勤務地)
・validThorougt(求人の有効期限)※有効期限がある場合のみ必須

これら以外にも推奨されているコードがいくつかありますが、自社にHTMLがわかる社員がいない場合自分でやるには少し難しいかもしれません。

リクなら!ではIndeedとGoogleしごと検索に反映されるよう追加料金なしで設定できます。

 

求人サイトとの比較


求人情報を載せる方法としてIndeedとGoogleしごと検索を挙げてきましたが、他にも求人情報を載せる手段はあります。代表的なのが、求人サイトではないでしょうか。

ここでは、求人情報サイト・Indeed・Googleしごと検索の3つの項目を比較していきます。

 

1.料金


まずは、掲載するのにかかる費用を比較します。

求人情報サイトは露出度と求人枠、期間によって金額が変化します。

ここでは新卒と中途の求人情報サイト4つと求人検索エンジンを比較してみます。

 

サービス 料金モデル コスト
新卒向けA 先行投資型 80万〜
新卒向けB 先行投資型 50万〜
中途向けC 先行投資型 20万〜120万
中途向けD 先行投資型 18万〜180万
Indeed、Googleしごと検索 先行投資型 なし


全て先行投資型の求人情報サイトとなりますが、費用は中途で18万〜、新卒で50万〜が相場のようです。しかし、選択したプランによっては露出度が低く、思うように応募がないかもしれません。その場合、期間を延長したり露出度が高いプランに変更するとなると費用はさらにかかります。

一方で求人検索エンジンは、費用はかかりません。自社の採用サイトを掲載条件にそって制作するだけで変更があった場合も自動で反映されます。

 

2.掲載内容


次に掲載内容です。料金によって掲載内容が変わるため、主な料金プランを紹介します。求人サイトは掲載内容も料金で変わってくるためオプションの組み合わせによっては高額になりがちですが、画像をインパクトのあるものを使用できます。

サービス 基本料金 期間 特徴
新卒向けA 160万 通年 画像10点まで掲載可能
新卒向けB 120万 通年 採用活動を管理するシステムが無料で使用可能
中途向けC 35万 4週間 文字数:6900文字程度
画像:3点まで
中途向けD 35万 4週間 文字数:1100文字程度
画像:3点まで
Indeed 0円 期間なし 有料プランあり
Googleしごと検索 0円 期間なし 検索結果画面の上位に表示される可能性がある

 

Indeed、Googleしごと検索の掲載内容は、基本的に画像はなくテキストでの掲載方法になっています。他社と差別化を図るのは難しいかもしれませんが、シンプルで誰がみてもわかりやすい掲載内容となっています。

Googleエンジンを使用して求人検索した場合、Googleしごと検索は検索画面の上位に表示されますので自社の求人情報が上位表示される可能性もあります。

 

3.検索結果順位


最後に求人を検索した際の検索結果順位を比較します。関東で事務職を検索してみた結果、どれもIndeedとGoogleしごと検索がランクインしています。

 

検索ワード 1番 2番 3番
東京 事務職 Indeed Googleしごと検索 マイナビ転職
神奈川 事務職 Indeed Googleしごと検索 求人ボックス
千葉 事務職 Indeed Googleしごと検索 求人ボックス
埼玉 事務職 Indeed 求人ボックス Googleしごと検索
茨城 事務職 Indeed Googleしごと検索 求人ボックス
群馬 事務職 Indeed Googleしごと検索 求人ボックス
栃木 事務職 Indeed Googleしごと検索 求人ボックス

 

IndeedとGoogleしごと検索内で順位をあげる方法は明記されていませんが、クローリングの参照元となるサイトのSEO対策やMEO対策をするのがいいでしょう。

自社の採用サイトが上位表示されるようになれば、検索結果画面で求職者の目に入り露出度を高められます。

 

IndeedとGoogleしごと検索を使いこなし採用活動に弾みをつけましょう

 

IndeedとGoogleしごと検索への掲載方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

おさらいになりますが、IndeedとGoogleしごと検索に掲載すると以下の効果・メリットが期待できます。

・自社採用サイトへの流入経路を増やすことができる
・採用コストを抑えることができる
・求人の露出回数を増やすことができる

これまでに求人情報サイトへの掲載しか考えていなかったという企業は、求人検索エンジンへの掲載を検討することをおすすめします。上記のような様々なメリットが得られるので、Webで採用活動するなら必須と言って良いほどです。

掲載方法では少し難しかったと感じる内容もあったかもしれません。自社で設計するのが難しい場合は、採用サイト制作会社に相談してみましょう!