採用コンテンツ作成のポイント
株式会社Revision代表取締役山川 晃太郎
採用活動を行う際に活用されるものの一つ「採用コンテンツ」は、自社が求める人材を獲得するのに有効です。
採用コンテンツを有効活用するためには、コンテンツごとの特徴に理解を深め、獲得を目指すために効果的な方法を選ぶ必要があります。
今後、採用コンテンツを活用する機会が訪れた際に役立てられるよう、採用コンテンツの種類や、コンテンツを活用するうえで必要な対策について理解を深めておきましょう。
1.採用コンテンツの種類
採用コンテンツにはいくつか種類がありますが、目的に沿ったコンテンツを選定することが重要です。
1-1.採用専用サイト
多くの企業はすでに自社サイトを運営しており、サイト内には「採用情報」ページが設置されています。
採用専用サイトは、コーポレートサイトの一部に採用情報を設置するのではなく、採用専用のサイトを新たに立ち上げたものです。そのため、自社サイトの採用情報ページとは異なるコンテンツと考えてください。
採用専用サイトを作成する際は、以下のような手順を踏んで作り込みます。
・採用サイトの目的や役割を明確にする
・サイト内に掲載する内容の精査
・サイトマップの設置
・サイトデザイン
採用サイトを作る目的は、会社にとって必要な人材の応募が増えることです。そのため、求職者に伝えるべき情報を精査し、応募につながるような内容に仕上げます。
また、ページ数が増えることが予想されるため、サイトマップを作成し、サイト内のコンテンツを把握しやすい状態にしておきましょう。
多くの人に閲覧してもらうためには、サイトデザインを工夫することも重要です。初めて採用サイトを立ち上げる場合は、他社の採用専用に作られたサイトを訪問し、参考になる要素を見つけましょう。
1-2.採用動画
伝えられる情報量の多い動画を活用することで、テキストでは伝わりづらいようなニュアンスの内容をリアルに伝えられます。採用動画として効果が期待される種類は、以下のとおりです。
・求人募集動画
・ブランディング動画
・インタビュー動画
求人募集動画を作成する場合、採用情報にアクセスしてもらう目的を含むため、インターネット広告と併用するケースもあります。
この場合は30秒前後の動画を作成しますが、ブランディング動画の場合は5分ほどの尺で作成するケースが多いでしょう。
求職者に態度変容が起こりやすい動画は、入社後の働いている姿をイメージさせられる動画です。例えば、インタビュー動画などを作成し、実際に働いている社員の生の声を紹介するのも有効です。
1-3.自社SNS
スマートフォンの普及により、就職活動でSNSを活用する求職者は増加傾向にあります。SNSのアカウントは無料で開設でき、利用料金も基本的には無料です。
そのため、コストを気にせず採用活動に活用できます。ただし、利用するSNSプラットフォームによっては、個人アカウントとは別に企業向けアカウントの作成方法が規定されています。
利用規約や作成方法が個人アカウントと異なるケースがあるため、事前に確認してください。
SNSで発信する際は、定期的かつ長期的な運用を見据えて取り組みます。配信担当者が複数名いる場合、担当者によって配信内容にばらつきが生じるかもしれません。
配信内容に統一性がなければ、求職者が戸惑ってしまう可能性があるため、投稿内容や投稿する際のルールをマニュアル化しておきましょう。
SNSには、閲覧者がコメントできる機能や、そのコメントに返信する機能があります。
従来であれば、求職者と企業が直接やり取りできる利便性の高い機能ですが、投稿内容に対するクレームや攻撃的な意見が寄せられるなど、いわゆる“炎上”につながる危険性も考慮しなければなりません。
トラブルが大きくなる前に、炎上した際の対応策やルールの取り決めも事前に済ませましょう。
1-4.採用ピッチ資料
採用ピッチ資料には、自社の概要やアピールしたい要素などを組み込みます。パワーポイント形式で作成することが多いため、会社説明会の場や採用サイトへの掲載など、あらゆるシーンでの活用が可能です。
一般的な企業サイトの採用情報や会社概要では、事業内容や仕事内容を簡潔に記載しているケースが多いでしょう。採用ピッチ資料でこのような項目を記載する際は、求職者にアピールできる内容に仕上げなければなりません。
例えば、仕事内容などを紹介する際は、各部門関係者の声を添えるなど、部門名だけでは伝えきれない要素を組み込む工夫が必要です。
また、事業内容が一般的でない、あるいはユニークなサービスを提供している場合など、テキストで伝えるのが難しい内容の場合は、認識に齟齬が生じないように工夫しましょう。
採用ピッチ資料の他にも、採用パンフレット、採用サイトなど、採用コンテンツは多数あります。
採用活動にはいくつものフェーズがあるため、それぞれのフェーズに適したコンテンツを見極めて活用することが重要です。
2.採用コンテンツ作成のポイント
採用活動では、企業と求職者双方が満足する結果を得られるよう、コンテンツの作り方や見せ方に対策を講じましょう。
2-1.求職者への適切な情報提供
採用コンテンツを作成する際は、求職者が求める情報に理解を深め、必要とされる情報を網羅的に組み込みます。
他の求人サイトと同様の内容に仕上げるのではなく、ネガティブな要素(企業の課題など)も含めることで、入社後どのように貢献すべきかイメージできるでしょう。
また、新卒採用と中途採用では、採用時に重視するポイントは異なります。求職者側も何を重視されるのかは気になる要素のため、新卒向けと中途採用向けの動画に分けて作成するのが効果的です。
2-2.他社との差別化
他社との差別化を図るには、実際に入社した際のイメージを伝えられるよう、インタビュー動画や写真などを活用するのが効果的です。
魅力を最大限に伝えられるよう、本格的な撮影機材を用意し、視聴中に飽きられない編集を行いましょう。撮影する際には、以下のような機材を用意することで本格的な映像を撮影できます。
・ビデオカメラ・一眼レフカメラ
・ズームレンズ
・単焦点レンズ
・スライダー
・三脚
・照明機材
・ジンバル
Revisionでは、「欲しい人材が見つかる採用サイト制作」を行なっています。求人検索エンジンとの自動連携機能を標準装備し、応募者の増加を実現。企業の魅力やターゲットとなる人物像を活かした採用コンテンツで、応募前後のミスマッチを防ぎ、定着率向上をサポートします。ぜひお気軽にご相談ください。
メディア監修者
株式会社Revision代表取締役山川 晃太郎
株式会社Revision代表取締役 山川晃太郎
マーケティングを強みにしたWeb制作を中心に事業を展開。
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